いつもはなんとなく

日々のできごと、気になったものごとをゆるゆる書いてるブログです。

2000年ろしあ旅日記<8> バイカル湖編 その2

こんばんは。ぽんすか星人です。
例の地震ですが、余震も今のところそれほど大きなものはなく、ニュースで言われているように日常に戻りつつありますが、大雨で所によっては土砂災害の危険もあるので、また予断を許さないところではあります。
1日も早く元の生活に戻れるようになってほしいですね。

そしてロシア旅日記でございますが、いよいよ終盤に入りまして、リストビャンカで1日過ごした後、再びイルクーツクに戻ります。
この時、不思議なおじさんやしっかり者の少年との出会いもあり…、お時間ある方ごゆっくりどうぞ。
(それにしてもアレがいくらとか、コレがいくらとか、値段の話ばかりしてるな…)

2000年8月11日 金曜日 晴れ

バイカル湖畔の朝

f:id:japonsca_0:20180621000601j:plain:left…ということで朝焼けを見るために朝6時に起床。
ねむい自分をたたき起こして、ホテルを出てふもとの道路まで下りることに。
周りを見てみると色んな花や植物が自然そのままに生えている。ここはカメラおたくを気取ってみることにした。
よくフォトギャラリーとかで見かける写真は圧倒的に早朝に撮られたものが多いからだ。そこでいろいろ撮りまくる。
しかし、このバイカルの大きさはとても素人の写真でおさまりきれれるものではない。つくづく写真のむづかしさを思い知らされる。
それと座りこんで撮っていたらズボンがしっとりぬれていたりする。
朝露ってものが存在するのね~、妙に感動。
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そうこうして1時間ほどして部屋に戻る。
8時からレストランも開いてるので、行こうかと言っていたが、ちょっとしたすきに2人とも沈没(笑)
結局9時過ぎてからレストランに。ここはビュッフェスタイルになっていて、各自好きな分だけ取る。
自分の好きなだけ食べられるからいいんだろうけどなんか素っ気ない。
久しぶりにソーセージやらゆで卵やらをかぶりついて朝食終了。

チェックアウトは12時なので、それまでに博物館へ行ってみることに。
あいかわらずロシア語の説明ばかりでこれもよくわからないが、バイカル湖の地形モデルを見てあらためてバイカル湖の大きさと自分の小ささを思い知る。
なかなか見ごたえのある博物館だった。ちなみに入場料は84ルーブル

16時発のイルクーツク行きの高速フェリーに乗る為に14時にタクシーを手配してもらい、昨日通りかかったリストビャンカの船着き場に。
やはり車で行くと早いな~。昨日とぼとぼ歩いて見ていた牛の行列もあっという間に過ぎて行ってしまった。
本来窓口であろう小屋のような所でひとまず休憩。すると年がいってそうな大柄のおじさんが英語で話しかけてきた。ロシア人だけど多少英語がわかるらしく、一生懸命カタコトの英語で話しかけてくる。こんなタイプの人は初めてみた(爆)
その人もイルクーツクに向かう予定であること、その人はバスに乗る予定らしいということ、バイカル湖ならもっと北に行った方が面白いよ、といろいろ教えてくれた。

そうこうしているうちに16時を回ったが、船着き場にはいろんなタイプの船が停まっていて、それらしい船がどれかわからない。目星をつけたものはどうも違うらしい。
そのうちタクシーの運ちゃんが声をかけてくるが、400ルーブルも出すのはなんかもったいない。単に遅れてるだけだと思いたいけど、もしわからずに乗りそびれていたらどうしよう、と気持ちが自然とあせってくる。
しかし15分ほどたった時に1台の船が入ってきた。さっきのおじさんもあの船だよ、と身ぶりで教えてくれた。よく見るとみんな乗り込んでいる。おお間違いない、と早速乗り込む。
席には座れなかったけど、思ったほど混んでなかったし空いたスペースで腰を落ち着かせることもできた。で気がつけばバスに乗るはずだったそのおじさんも船内にいるし(笑)。
船はイルクーツクに向けて出航。おお、さすがに早い早い。せっかくなので船の上部にあがってみるともう風がものすごくて立ってるのがやっと。懸命にふんばって何枚かカメラにおさめる。
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そこから見るリストビャンカ~イルクーツクの町並みと山もなかなか見ごたえがありましたよ。
そして約75分後にイルクーツクに到着。
再びイルクーツクへ戻って来ました。

再びイルクーツク

さて着いたはいいが今度はそのイルクーツクのどの地点にいるのかがわからない(^^;
どうやってホテルに行けばよいのだ?
どうしようかな、と思っているうちにさっきのおじさん再び登場。通りに出たところにバス乗り場があるよ、と教えてくれた。
まだバスに乗るとかはっきり決めていなかったけど、とりあえずバス停まで行ってみたら、ちょうどタイミングよく乗り合いタクシーがやってきた。するとまたもやさっきのおじさん、私らに乗るようにうながしてくれた。
何かよくわからんがすすめられるまま、お礼を言って車にのりこむ。
ホントこのおじさんには感謝感謝である。

いきおいにのって乗ったはいいけど、これはどこを通ってどこへ行くのだ???今度はそっちが不安になった。
見覚えのある場所になかなかいきつかない。
乗り合いタクシーなんぞ初めて乗ったのでシステムもよくわかってない。ホントに帰れるのか~??と少し不安になったが、そうこうしてるウチにおととい行った教会やらが見えてきた。ああ、近くまで来たんだな、とひとまず安心。
しばらくしたらホテルの近くの壁画に遭遇。ああ、止めてくれ~~~、と心の叫びも伝わらず(伝わるかい!?)結局タクシーはホテル「アンガラ」の前で止まり、そこで降りることに。
ちょっと行き過ぎたがまだ近いぞ。ちょっと重い荷物をかかえてトボトボ歩く。
十数分ほど歩いてやっとこさホテル「ルーシ」に到着。

表のテラスではエンドーくんがロシア人の男の子をしゃべっていた。彼は私らを見て「なんか疲れてはりますね~~(^^; 」と一言。あ、やっぱりわかるか。。。
部屋についた時にはシャツが汗でぐっしょり濡れていた。これは冷や汗もまじっていたかもしれない。
そして再びフロントにご挨拶。
2度目だからかフロントのおばさん、パスポートもビザ、バウチャーももういいわよ、と見ずにすんなりカギを手渡してくれた。
そこは最初に泊まった時と同じ303号室(笑)。
部屋に向かうとドアが開いていてお掃除のおばさま方がリビングでテレビをつけてくつろいでいた(笑)私らの存在に気付くとすぐさま立ち退いてくれたが(^^; 
でも今度は向いの空き部屋でくつろいでいた(爆)
とりあえずSちゃんが出していた写真の引き取りと明日のスリュジャンカ行きに時間を確認するために駅に向かうことに。
でも駅への行き方が不安だったので、テラスにまだエンドーくんがいたら聞いてみよう、と思い外に出てみる。そしたら確かにまだいた(笑)。さっきの男の子も一緒だ。
彼はセリョージャ君と言って、10才ぐらいだけど、英語も日本語もちょっとしゃべれる利口そうな子だった。画家であるお父さんの絵をファイルに入れて売りに見せて歩いてるらしい(ちゃんと日本語であいさつまで書いてあった)。なんか面白そうなので見せてもらうことに。
ファイルに入っていた十何点の絵はバイカル湖周辺の自然を水彩画タッチで描かれていて、写真ばかりの絵はがきに飽きてきた自分にはちょっと新鮮だったけど、よく見るとインクジェットプリンタの粒子が見える。おお、パソコンで描いてるのか、なかなかインテリやの~、と思いつつ一番気に入った絵をさして「How much?」と聞いてみると
「105ドル」と言ってきた。
「Oh! too expensive~!(お~、高いやんけ~!)」と答えたら
「高くない、高くない」と主張する。
別にふっかけてるとかじゃなくて、それくらいの価値があると思ってるように見えた。
「いやね、私らそんなにお金もってないのよ。信じてやぁぁ」と訴えても、
「いや、そんなことはないよ」と言ってとりあわない。

ちなみに一番安いのは?と聞いてみたら45ドルだと言う。
高い、と言ったらじゃあ43ドル(←変わらんやんけっ)
「もう、すんごいディスカウントだよ~~~!!」
ジェスチャー付きで訴えてくる。

いや、これには恐れ入った。
モノの価値って何なんだろ~、とちょっと考えてしまった。
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今日は金曜日だというのにこれまた何故か花嫁さんの姿が目立つ。なんか知らんが今日は日本でいう所の大安吉日なのか結婚式をあげるカップルが多いようだ。
このテラスにも結婚式をあげたであろうカップルに親族・友人が集まって記念撮影をしはじめた。
私らが座っていた椅子も取り上げられる(笑)
イルクーツクのチケット  

f:id:japonsca_0:20180621001046j:plain:rightそんなこんなでちょっと思わぬところで時間をくってしまったが、そろそろ駅へ行くので行き方をたずねたら、1番か2番のトロリーバスに乗ればいいよと教えてくれた。乗り場はセリョージャ君が教えてくれた。
1本のりそこねたが、すぐまた次のバスが来たのでそれに乗ることに。1人3ルーブルなり。
10分たたないうちに駅に到着。
早速、構内に入ってみると左手に大きな時刻表らしきものがあった。もっと本数が多くてチマチマしてのを想像していたが、そんなに本数がないようだ。ありがたいことに帰りの列車の時間もすぐに把握できてそんなに心配しなくてもよさそうだ。
あとプラットホームとかも見ておこう。ハバロフスク駅でうろうろ回ったのとくらべたら構造もシンプルで朝早めに着いておいたら何とかなりそうだ。

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駅を出る前に、さきほどの時刻表の下でアイスクリームのお店があったので食べてみることに。ちょっとオレンジシャーベットみたいなのが食べてみたかったので、それらしいパッケージの袋ものを購入。7ルーブルなり。
しかし袋をあけてみたらオレンジだと思っていたのは桃で、おまけにチョコがコーティングされていた。イメージしていたのとあまりに食感がちがったのでこれにはちょっくらショック。。。
ホテルまで歩いて帰れる距離であることも判明したので、とぼとぼ歩いて帰ることに。
夜通ると危ないと言われている橋の上を通る時、まだ明るい時間帯とは言えちょっとドキドキした。
両替の為に途中インツーリスト・ホテルに立ち寄る。するとそこに先ほどのセリョージャ君に再び遭遇(笑)ここのお客さんにも絵を見せて歩いているらしい。でも売れない、と言っていた。それはそうだろう(^^;
ホテルの売店絵ハガキを物色。そう言えばまだ誰にも絵ハガキを書いていなかった。思いたって10枚購入。今10ルーブルで100ルーブルなり。ああ、やっぱし大金だわ~。
その売店には本も売られていて昨日の写真集もあった。持って帰るのはしんどいけど日本ではまず見当たらない。やはり写真もキレイなので、思いきって買うことに。150ルーブルなり。
満足してホテル「ルーシ」に戻ると、ここの売店で同じものが120ルーブルで売られていたのを発見(爆)何でやねん。

そして夕食。もう出歩くのもめんどくさかったので、ホテルのバーで何か食べることに。
でもドアが閉まっていて開かない。きゃーどうしよう、と思い、フロントで聞いてみたら、テラスでくつろいでいるバーのおばさんを呼んであけさせてくれた。
入ってみると正真正銘のバーらしい(^^; お酒しかおいてなかった。何か食べたいんだけど、と訴えると、ここでは置いてないけど、となりのレストランから持ってきてくれるらしい。
ちなみにレストランではさっきのカップルの披露宴パーティーをやっているらしくてとってもにぎやか。リッキー・マーティンも流れてるぞ。
しばらくしたら肉料理がやってきた。とりあえずこれでゴハンは食べられたわ~、と思っていたら、バーのおばさんが何か言ってくる。「Всё(これで終わり?)」て言ってるのかと思って「ダー」て答えたら、数分後に同じ料理がまたやってきた。どうやら「Есё(おかわりは?)」て聞いていたようだった(^^; おかわりを聞いてくるバーなんて初めてだぞ。
それでも何とか食べ尽くして、最後にお茶。しめて2人で490ルーブル
やっぱり2皿分なんだろうな・・・。

そして、みんなに絵ハガキを書いて、水責めシャワーを浴びて就寝である。
私としてはホテル「バイカル」はキレイでサービスは豊富なのか知らんがなんか素っ気なくてお高くとまってるカンジがしてなんかなじめなかったのに対して、ここのホテルはなんかお湯がでなくても、サービス案内がロシア語でしかなくても、余りものであろうおかずが出てきても、掃除のおばちゃんが空き部屋でくつろいでいても、なんか笑って許せるのである。
またイルクーツクに行く時にはまたここにお世話になろうと思っている。
今度はもっとロシア語をしゃべれるようになって。


つづく。