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2000年ろしあ旅日記<7> バイカル湖編 その1

こんばんは。ぽんすか星人です。
さてさて、ロシアワールドカップ 日本代表勝っちゃいましたね。
あまり期待をしてなかったんですが(汗)でもやっぱり勝つのは気持ちいいし、明るいニュースになったので、素直に喜んでいます♪
そして、このロシア旅日記ですが後半に入りまして、バイカル湖畔の街・リストビャンカに1泊旅行していきます。
また例によってあーだうーだ書いてますので、お時間のない方は雰囲気だけでもお楽しみください。

2000年8月10日 木曜日 晴れ

バイカル湖畔・リストビャンカへ

今日はリストビャンカに行く日である。
さてリストビャンカって何~?と不思議に思ってる方もいらっしゃるかも知れないのでちと解説をば。リストビャンカの位置
イルクーツクといえば、バイカル湖。確かにそれがこの街の目玉なんですが、街そのものはバイカル湖から少し離れたところにあります。
リストビャンカはそこからさらにバイカル湖に近付いた湖畔の村でイルクーツクから車で1時間、フェリーで約2時間(高速フェリーだと1時間)と気軽に行けるリゾート地なんであ~る。
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てことで、解説終了。話をもとにもどして・・・。

朝の9時ごろ朝食をとりにレストランへ。
さっさと食事をすませて出ようとすると、中村くんとばったり。
今日ここを発つとは言っていたが午後1時すぎの列車に乗るらしい。どっちにしても今日でお別れだ。
「元気でね」と握手をしてお別れ。最後に会えてよかった。

食事を終え、リストビャンカに向かうまえにインツーリストホテルへ両替しに行く。昨日の窓口のお兄さんはとっても忙しそう。電話をしながらまた別の電話に出て、その上私らの両替まで引き受けてくれた。今日は思いきって90ドル替えてみたので、2484ルーブル。これが100ルーブル札ごとで来るかと思いきや、50ルーブル札でやってきた(爆)49枚の50ルーブル札をすぐさま出してしまうなんてスゴイぜ、ロシア。
それからちょっと2階の土産屋さんにも寄ってみる。そこでバイカル湖の写真集を発見。
日本の洋書コーナーでも見かけないのである意味貴重である。今日は荷物になるので、またイルクーツクに戻ってきた時に買うことにしよう。
ホテルに戻ると昨日手配していたタクシーが来ていたので、とっとと荷物をまとめてひとまずチェックアウト。タクシーに乗り込んでリストビャンカに向かう。
めずらしく舗装されている道路を通って、ただただ突っ走る。
予想はしていたがもうどこまでも道が続いていて、なおかつ車が少ない。タクシーはとばすとばす。
結構平気で車線からはみだしたりするので、ちょっと心配になったりする(^^;
でも窓から眺める景色はすごくよかった。写真におさめられなかったのが残念である。

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約1時間後、私たちが泊まる「ホテル・バイカル」に到着。運ちゃんに400ルーブル払ってさよならした後にチェックイン。まだ11時すぎだったので部屋に入れてもらえるか疑問だったが、特に問題なく部屋に入れてもらえることができた。さすがリゾートホテル。すでに窓からバイカル湖が見える。
そしてひと通り荷物をおいた後、さっそく出かけてみることに。

f:id:japonsca_0:20180620002705j:plain:leftホテル・バイカルは小高い丘の上に建っていて、浜辺に出ようと思ったらちょっとした山道をおりないといけない。とりあえず道路沿いにテクテク歩いて、ひたすら湖を眺めながらの散策。
ひとまずはリストビャンカに向かうことに。
私はホテルのすぐ近くにあるものとばかり思っていたが、なんと1時間歩かんといかんとか(きゃあ~~)
でも目の前に広がるバイカル湖を見ながらなので、全然退屈ではない。
あれは湖じゃないよな~~~~(^^;
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とぼとぼ歩いていくうちに、カフェの前でシャシリークをおいしそうに焼いてるおっちゃん発見。ぼちぼちお昼どきでもあったので、ここでランチをとることに。
シャシリーク2本とビール1本、パン1つで122ルーブル。コップをつけたら2ルーブル加算されて124ルーブル(^^; 
テラスに出て、シャシリークをいただく。

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ロシアは日ざしはきついけど、影に入るとひんやりするぐらいである。あまり冷えるので持って来ていたパーカーを肩にはおる。
しばらくしたらスピーカーから音楽が流れはじめる。ロシア語なのでロシアン・ミュージックだ。結構日本のポップに近いカンジでわりかし好きな部類かも。誰のかな~?なんて気にしながら聴いていたが、2曲目の途中でいきなし切れてしまった。
ふたたびかけ直す雰囲気もなさそうだ。ちょっと残念。
 ♪ジェ~バチカ レ~ラ ジェ~バチカ レ~ラ♪てメロディーがいまだ頭から離れない。

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食事も終えて、またリストビャンカに向かう。
村の入り口あたりに牛の群れがのんびり草を食べていた。まぢかに牛を見ることなんぞめったにないので、ちょっとうれしくなる。
少し行った所にリストビャンカの日本人墓地があるらしい。墓参りなんぞガラではないけど、せっかくなので行ってみることに。
これは後でわかったことだけど、行く道をまちがえて裏口から入ってしまい、最初に見えるのはロシア人の墓ばっかり。踏み込めば踏み込むほど虫はふえるわ、クモの糸はからむわで、ちょっとしたホラー状態(泣)
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で、敷地の一番はずれあたりに日本人のそれがあった。
慰霊碑以外は石段と見間違えるぐらいの小さな墓石がならんでるくらいであった。でも、その方がかえって亡き人をしのばせる思いがした。
この人たちはこの地でどのようにして生きてきて亡くなったのか、やはり日本に残した家族にも会いたかったであろう。
考えれば、うちの祖父も今のミヤンマーで戦死したらしい。ちょうど今の私と同じ年の頃だったようだ。
彼はどんな思いであの地で生命を落としていったのだろうか。ちょうど戦争だ、終戦だ、とか日本で言っているであろう時期なのでよけいにそう思う。
機会があればミヤンマーにも一度行ってみたい、と思いながら墓地を後にする。
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墓地を出たら、リストビャンカの村が見おろせるようになっている。
ほとんど山に囲まれた中にあるので、ぱっと見た感じ、日本の山村と大して変わらないようにも見えた。まだ車の窓から見た景色の方が個人的には好きだったかな
そして、さらに歩くと船着き場に到着。そこにはいつくか露店も並んでいた。民芸品もあったけど、ここの名物「オームリ」ていう魚を焼いて売っているお店が何軒もあった。
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さらに歩くとまたビーチが広がる。水着姿のロシア人でいっぱいだ。おばあちゃんと一緒に歩いている2歳ぐらいの女の子がめちゃくちゃかわいい。
写真におさめたいくらいだったけど遠慮しておいた。でも何度もこっちの方を見て手をふってくれたりした。
そしてまたさらに歩く歩く。舗道の行き止まりのそのまた脇に道があって、そこを進むとまたビーチがあるらしい。
その前にそこの売店でアイスクリームを買うことに。そこの店がえらく混んでいてアイスを2つ買うだけなのにえらく待たされる。1人1人の時間が妙に長いのだ。1つきてはまた別のものをたのんで、といった具合で、イラチの大阪人としては『いっぺんにたのめや!いっぺんに!』と言いたい心境だったが、ロシア人一向に怒り出す雰囲気なし。のんびりと待っている。そんなもんだろうか???
アイスクリームを食べてひとまず休憩したら、隣にすわっているおじさんがやたら話かけてくる。
言っていることがまったく理解できないので、テキトーに愛想笑いで返すしかなかったのだが、このおじさん通りかかる人にいちいち何か話しかけてくる。ただの話好きらしい。そして去って行き際に手に甲にチューをくれたりなんぞした(←よく騎士がお姫さまにやるヤツね)
ちょっちビックリ(^^; そしてまたさらに進むことに。

さすがにここから先は坂がつづいていて大変だ。
しかし、ちょっと高い所からのぞむバイカルの眺めもまたいい。昨日のヤマナカさんではないが、苦労なくして美しいものは見られないのだ。
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行き着いたビーチでも少ないけれど何人かのロシア人のグループが遊びに来ていた。そのこと自体はほほえましくていいんだが、ゴミが目について残念だっだ。
人間がいる限りある程度しかたのないことなのかも知れないが、ここでもか、とちょっとさみしい気がした。いずれ問題にならなきゃいいけど、と心配になる。
別にここだけではないけど、バイカル湖はどこで見てもでかい、もうでかすぎる。バイカル湖の水を飲むと5年寿命がのびるという言い伝えがあるらしい、とSちゃんが何かの本で読んだらしい。
生水はやっぱりまずいかな、と思いながらもせっかくなので、一口含んでみた。味としては普通の水だった。しかしとてもキレイだった。
そんなこんなでしばらくボ~~ッとする。やはりここまで足を運んでよかった。

その後はまたさらに上にのぼったりしながらも、そろそろ帰ることに。
一体どれぐらい歩いたんじゃろ~?あとは夕焼けをみるだけだ。
とりあえず先に食事をとっておかねば、と思って歩いてみると、やっぱし遠かった(笑)。
それでもリストビャンカの入り口の辺りまで戻ると、ホテルの送迎バスらしき黄色いワゴン車が通りかかってきた。今日、何度か見かけてはいるが何かな~?と思ってみていたら、車はスピードを落としてきた。一見コワ面のおにいちゃんが何かこっちに向かって叫んでる。どうやら乗せてくれるらしい(^_^)
お言葉に甘えて?バスに乗り込み、ホテルに直行(うっひょ~♪)
予定より早くホテルに到着してさあゴハンだ♪レストランだ♪オームリだ~♪と思ってレストランに入ってみたらこれが大混雑(^^; 
今までがら空きのレストランしか見なかったのでこれはおどろき。1つ空いてるテーブルもあったが、予約席らしい。
まだ時間があるので、仕方なく1階のカフェテラスで時間をつぶすことにした。

とは言え、まだ陽が高いので影のできたパラソルの下の席に座る。
となりにギターを持って座っている色黒のおじさんがいて「from South-Korean?」と話しかけてくる。このおじさんは英語がしゃべれるらしい。
しばらくして今度は逆に私の方から「Are you guiterist? Rossian?」と聞いてみると早速自分が一番好きな歌をその場で演奏してくれた。
ビールを買いに行っていたSちゃんも戻ってきて2人で「恋のバカンス(シーネヴァ・モーリャ)*1」をリクエストしてみることに。
「Do you know シーネヴァ・モーリャ?」と聞いてみるとおじさん大きくうなづいて、口笛でメロディーをとりながら、ギターを奏でてくれた。
ホントにロシアで有名な曲であることをこの場で実際に肌で感じることができてうれしかった(^_^)
「もう、40年ぐらい前の歌だよ・・・」とおじさんこぼしていたが、なぜこのおねえちゃんが知っているのか不思議だっただろう(笑)

そして再びレストランへ。
しかし混んでいるのは相変わらずで時間がかかると言われて、仕方なくとなりのバーへ。
バーでもゴハンはちゃんと食べられるようで、サラダ3種とオームリのソテー、アイスクリーム&ワインで2人で597ルーブルなり。
本当ならバイカル湖に陽の沈む様子を見に行けたら、と思っていたのだが、時間的に微妙になってくる。
メインのオームリも食ったし、あとはアイスだ~早く~~~、と思っていたらなかなか来ない。カウンターを見ると私ら担当のウェイターは別の日本人グループと支払いのことでもめているらしい。
もめるのはかまわんが私らの前でもめるな(-_-*;
しばらくしてから待望のアイスをジェットで食べ尽くした後、600ルーブルをテーブルに残してバーを後にする。

もう午後10時を過ぎている。もうかなり暗くなってしまっていた。しかも太陽は山のなかに沈むようで、どうやら思っていた風景と違っていたようだ。
でも悔しいので浮かびあがってきた月と一緒に何枚かカメラにおさめる。
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なので、明日はちょっと早起きして朝焼けを見てみようということに。
ゆっくり寝れると思ってんけどな~~~(^^; ははは。

つづく。

*1:かの雷波少年シベリア鉄道横断のアレで、ロシアで有名な日本の歌と紹介されていた。ロシア語タイトルは「シーネヴァ・モーリャ」。 youtu.be