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2000年のろしあ旅日記<3> シベリア鉄道編 その1

こんばんは。ぽんすか星人です。

さて、FIFAワールドカップロシア大会始まりましたね。
同居人(甥)は開幕戦が始まる時間に合わせてあわてて帰ってきて、ハーフタイムの間にささっと風呂にはいって、朝早くまた仕事に出て行きました。
元気ですねぇ…。

ということで、ハバロフスクを後にして、いよいよシベリア鉄道に乗り込んでイルクーツクに向かいます。
イルクーツクまでは2日半かかります。ロシア広いですね。
退屈するかと思いきや、いろんな出会いがありました。
それではどうぞ。

2000年8月6日 日曜日 晴れ

シベリア鉄道ロシア号
さて、今日はいよいよあのシベリア鉄道に乗り込む日である。
きっと日本ではこの日は原爆記念日とかで戦争について考えさせられてるんだろうか。今、考えたらその日にロシアにいる、てのはすごいもんがあるかもしれない。(その辺はまた調べてみよう、と)

いよいよシベリア鉄道に乗り込むのはいいが、列車が出るのが現地時間の午前5時21分(^^; 。
昨日タクシーを手配してもらおうとホテルのインフォメーションデスクに行った時に、そこのお姉さんに「あのチケットの出発時間はモスクワ時間で書かれてるから、あなたたち“夜”のうちに出ないといけないのよ。わかってるの?」てなことを言っていた(←これは英語)。
“夜”ていうから深夜の2時か3時ぐらいに出ないといけないのかと一瞬あせったが、単にタクシーが来る午前4時30分はあのお姉さんにとっては“夜”だったらしい(笑)
でも、確かに外に出てみたら“夜”だった(笑)
とにかく、まだまだ外は暗かった。
しかし星がよく見えて空はキレイだった。

午前4時30分にタクシーに乗り込んで、ハバロフスク駅に。
事前にホテルのフロントでチケットを見せなさい、と言われたのだが、その時に出発時間とかホームとかを確認してくれたようだ。
タクシーの運ちゃんは荷物を持ってスタスタ駅の中に。入ってすぐホームなのかと思っていたら結構入り組んでいて、確かに2人だけでは迷い込んでいたかもしれなかった。
そしていよいよ列車『ロシア号』がホームに到着。ちゃんと私たちのコンパートメントの前まで荷物を運びこんで去って行った。
2人で140ルーブルなり。
コンパートメントの中は4人部屋で、下段ベットは先客で埋まっていたので、私らは上段ベットによじのぼることになった。
なんせまだ“夜”なので、同室の方は爆睡中だった。ガサゴソ音を立てるのは申し訳ないかな、と思いつつ荷物をつめこむ。
荷物の整理がひと段落した頃、車掌さんがシーツを持ってやってきた。シーツ代として1人15ルーブル払う。そしてまたひと寝入りする。
10時ぐらいに目が覚めると、Sちゃんは同室の1人としゃべっている。 日本語だ。どうやら日本人らしい。それも関西人。
ちょっと意外な展開。(^^;
同室の彼は大学生で3ヶ月くらいかけて、ロシア→ヨーロッパ→アメリカと渡るらしい。う~ん、学生っていいな。。。
そしてもう1人の同室さんはオーストラリア人でウラジオストックに1週間滞在して、この列車に乗り込んだらしい。
ウラジオストックはどうだった?」と聞いたら、とてもいい所だったよ、との答え。
う~ん、ウラジオストックもやはり行ってみたい場所ではある。

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途中30分ほど停車する駅があったりするので、そこでマロージナエ(アイスクリーム)などを買い食いする。
そしてピロシキ初体験!わりかしデカクて1つ5ルーブル
私が食べたのはカトルーシカ(ジャガイモ)入り。
私らは2段ベッドの上段で寝そべらないと、なかなか景色が見られないのが残念だがやはり窓から見るロシアの景色は広くて、大きい。
やっぱしデカイぜ、ロシア。である。
車窓の風景
車窓の風景

そこでは、途中停車する駅で買い食いする以外、特にすることもないのでお昼寝したりなんぞする。
なんか知らんがイカの姿焼きを食ってる夢も見た。
ちょっとヤバくなってきたか??
ぼちぼち夕食タイムになり、食堂車に行こう、ということになった。
4両ほど向こうにあるらしい。で、先輩の同室クンに聞いて見た所、どうやら食べられるのはひとつぐらい(肉とフルーツの合わせたものらしい)と言うので、ちょっと肉が食べてみたくなった私らは、いさんで食堂車に。

ここでもロシア語メニューに大苦戦(笑)
Sちゃんがガイドブックに書かれてあったロシア語を指差して「肉料理はどれ?」と聞いたらなぜかボルシチが出てきた(笑)
そういえば、ボルシチも初体験だったので、それはそれでよかったんだけど・・・(^^;
そこの食堂車にはテレビが1台あってそこから流れていた映像がこれまた謎で、日本の“だんじり祭り”が流れたかと思ったら、安売りの店が出てきたり、風俗関係のショーが出てきたり(これがまたチョー古い!)かと思ったら何故か産婦人科の映像がでて、医者がどうやら子供をとりあげてるらしき映像が流れていたり(なぜかこれがヘアまる出し) 
日本ではなかなかお目にかかれない(←ていうか絶対見れない)日本のものをロシアでお目にかかることになるとは(ちなみに山口百恵の『イミテーション・ゴールド』が流れていたりする(^^;)
あれは何の番組だったんだろう・・・???

結局、ボルシチとチーズにЯРПИВОというビール(日本で飲むものに近かったかな?)、あとデザートにヨーグルト(←これは結構おいしかった)とチョコレートを食べて、食堂車を後に。
う~ん、やはりロシア語をもっと勉強せねば、と思いつつコンパートメントに戻る。

もう夜も更けてきてみんなもぼちぼち眠りについてきた頃、トイレに行こうと思ったが、駅に停車していた所だったので(←停車中はトイレが使えません)、隣のコンパートメントの前の窓から外を見ながら発車するのを待っていたら、そこにいた日本人のお兄さんに声をかけられる。
ロシア人と同室らしくて、もしロシア語がわかるんだったら通訳してもらえないか?とのことだった。ロシア語に自信はなかったけど、面白そうだったので入れてもらうことに。
同室のロシア人は、ウラン・ウデに行くという軍人のセルゲイさんとイルクーツクの親戚に会いに行くというイーナさんとクリスティーナさん親娘。そして日本人のエンドーくん。なぜか彼も大阪人(笑)大阪人はロシア好きなのか???
そして、そこには当たり前のようにウォッカが置かれてあって、しっかりごちそうになる(笑)
3人ともウラジオストックから来たらしくて、私とエンドーくんがハバロフスクから来たというとセルゲイさんに「なんでウラジオストックから来なかったんだ?」と質問される。なんかテキトーに安かったからと答えておいたが・・・(^^;
クリスティーナが英語がしゃべれるので、彼女がロシア語←→英語の通訳で、それを元にセルゲイさんが一生懸命、英語で話しかけてくる。
ロシア人は話好きであるというのが実感できてちょっとうれしかった。
話がひと段落すると、またウォッカで乾杯といった具合で結局4杯つきあわされることになる(笑)
私のロシア語通訳は全然役に立たなかったが「おいしい=フクースナ(вкусно)」はなんとかエンドーくんに伝授することができたので、よしとしよう(←と、勝手に思っている)
キリのいい所で引きあげて就寝。
すぐさまベットに倒れ込むがさすがにさっきのウォッカ4杯がきいたのか、途中頭が少し痛くなって目が覚める。
カーテンのすき間から外を見たら、雨が降っていた。
イルクーツクでは晴れるといいんやけどな~・・・・。

つづく。